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舌下免疫療法
舌下免疫療法とは
スギ花粉症やダニアレルギー性鼻炎の治療法のひとつに、アレルゲン免疫療法があります。
アレルゲン免疫療法は、100年以上も前から行われている治療法です。主には、アレルゲンを含む治療薬を皮下に注射する「皮下免疫療法」が行われていますが、近年では治療薬を舌の下に投与する「舌下免疫療法」が登場し、自宅で服用できるようになりました。
「舌下免疫療法」は、スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎と確定診断された患者さんが治療を受けることができます。
対象者
当院にて血液検査でスギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎の確定診断を受けた方
(12歳以上とさせて頂いてます)
*現在、新規患者様の導入薬の入手が困難な為、継続の方のみの受付となります
治療方法
1日1回、少量の治療薬から服用をはじめ、その後決められた一定量を数年間にわたり継続して服用します。
初回は院内にて服用後、30分間待機して頂きます。2日目からは自宅で服用します。
*3年以上の継続服薬が推奨されています。少なくとも1カ月に1度の受診が望まれます。
期待できる効果
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くしゃみ、鼻水、鼻づまりの改善
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涙目、目のかゆみの改善
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アレルギー治療薬の減薬
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QOL(生活の質)の向上
主な副作用
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口の中の浮腫、腫れ、かゆみ、不快感、異常感
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唇の腫れ
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喉(のど)の刺激感、不快感
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耳のかゆみ
重大な副作用
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アナフィラキシー
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ショック
*ご希望の方は医師にご相談ください。
スギ花粉が飛散している時期は治療を開始することは出来ません。(6~12月頃からの開始が望ましいです。)
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